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プロローグ〜いつの間にか鉄道に浸かった母子の話〜

保育園の頃

奴の脳内は100%鉄道だった。

息子の休日の朝は、お出かけプランを語ることから始まる。
「きょうはパパと南北線乗って目黒まで行って、マクド(ナルド)行って、エレベーター乗って、帰りは・・・」
(注:単に南北線乗りたいだけで、目黒で何するわけでもない)

行先により一緒に出かける相手を決める生意気な保育園児。
だいたいのところ、ひたすら地下鉄に乗って帰るだけのときは父親を選択し、博物館や児童館関係は母親を選択する。

しかも奴は相互乗り入れ車両に乗るのを許さない
他社線車両に乗ろうとせず、目的の電車がやってくるまで何十分も待とうとする。
そんなの付き合ってられるかっっ!
「きょうはママと九段下で半蔵門線くるまでずーっと待ってるの。東急と東武の車両はのらないよ。」もう勘弁してくれー(涙)
でもまだ半蔵門線はいいんだよ。千代田線なんか乗った日は・・・JRマークのばっかで営団車めったにこないから・・・(当時はね)。

隣駅の保育園に通い、自転車送迎していたあの頃。
たまにひと駅だけ電車通園したときは大喜び。
駅についても電車を見送るのは当然のこと、朝以外は次の快速が通過するまで動かない(−−;)。
自転車送迎のときも、帰り道は彼指定の鑑賞ポイントで高架を走る快速電車を見届けるのがお約束。
10分とか15分とか、自転車乗ったまま立ち止まってる不審な親子連れに見覚えがある方、それはおそらく私達でしょう。

小学校入学

入学式の後も地下鉄博物館に出かけた我が息子。念願かない小学生以上対象の千代田線シミュレーターに興じていた。
相変わらずの鉄ヲタぶりを発揮していたが、徐々にクルマやアニメに食指を伸ばすようになった。
2年生の頃通いつめていた場所は、池袋のトヨタアムラックス(電車じゃないじゃん)。

PCゲームとインターネットにハマる小学生。
当時はどっかから見つけてきたBVE(無料の電車運転シミュレーションゲーム)に夢中で、車両データを勝手にダウンロードしまくるから怖い。

親の立場としては、お出かけに連れて行くのがだいぶ楽になってきた頃。
もはや引率でもなんでもなく、母と一緒に鉄道イベント行こう♪という状態になっているのだが(^^;)。
2年生の夏に初めて泊まりつきの鉄旅に行った(京滋鉄旅)。
そこからますますハマっていく母なのだが・・・。


小学3年生〜現在(小学4年生)

友達がDS持ってると、自分も欲しくなるのが人情というもの。
家庭内で散々揉めた挙句、結局3年生の正月にDS Liteを手に入れた。

というわけで、奴の脳内は現在ゲーム50%・鉄道50%といったところでしょうか。
下手するとゲームのほうが鉄道よりも勝ってるかもしれん。

鉄道に対するツボも変化しているようで、あれほど好きだった地下鉄にこだわらなくなってしまった。
代わりに重視するようになったのが座席
転換クロスシートについて熱く語る奴だが、その延長で普通車グリーン席にこだわるのはどうかと。

連れて行くほうとしては、いろんなこだわりが薄くなり、どれだけ楽になったことか。
しかし一部がトラウマへと変貌し、日比谷線とドクターイエローをぱったり避けるようになった(その後日比谷線のトラウマは消えたもよう)。

それでも気がつきゃ電車の走行音を口ずさんでるから、やっぱりまだまだ鉄ヲタだな(^^)

母のほうはというと、息子の担任から「お母さんも鉄道マニアなんですか?」とあらぬ疑いをかけられつつも、決して鉄ヲタにはなるまいと心に誓っている。
だけど最近TV番組で鉄道ネタが増えてきて、ひそかに喜んでおります。

プロフィール

息子:
   鉄ヲタを自称する小学4年生(1997年生まれ)。
   でも最近はゲームのほうが好き。

   お気に入り・・・かつては東京メトロを中心とした地下鉄・通勤電車たち。
           今は車両よりも座席にこだわる。転換クロスシート命!そのため普通車グリーン席や特急列車にシフト気味。
           新幹線とSLへの興味はもともとそんなに強くない。

   将来の夢・・・
地下鉄東西線そのもの→東西線の運転士→フリーター後「電車で日本一周」
         →フリーター後「鉄道カメラマン」
(今ココ)
           自称撮り鉄なのに撮影場所は駅限定というヘタレ。こんなんで鉄道カメラマンになれるのか?
           フリーターにこだわるのは横見浩彦氏の影響だろうか・・・。
           運転士を諦めた訳は、電車でGO!で惨敗し適性がないと悟ったらしい・・・ってまだ小学生だろ。

母:
   息子との身長差が10cm切ってしまい、目線の高さがさほど変わらない現実を突きつけられたちびっこ。
   とうとう靴のサイズ抜かされました(2008.3現在)。背丈追い抜かされるのも時間の問題でしょう。
   ホムペ製作担当。乗り鉄計画担当。
   当たり前だが元々鉄道好きだったわけでもなく、明らかな息子の影響によるものなので誤解のないように。
  「どちらか言えば好き」ってレベルかな?

   夫に「あっちの世界(=鉄ヲタ)の人」呼ばわりされる可愛そうな母。

父:
   幼少時から現在まで、鉄道なんて全く興味持ったことないのに、どうして息子が鉄ヲタなんだろうかと疑問に思っているようだ。
   どうやら母親の影響ではないかと思い込んでるようだが、そんなはずははないぞ・・・。