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梅小路蒸気機関車館

JR京都駅より市バスorJR嵯峨野線丹波口駅徒歩15分


かつての梅小路機関区を利用した博物館です。
国内でこれだけのSL保存施設は他に見当たらないのでは。
某野党の前代表も少年時代しばしば訪れていたのでしょうか?

資料展示室(旧二条駅舎)

1904(明治37)年に建てられた初代二条駅舎は当時の京都鉄道本社も兼ねており、立派な入母屋造りの寺社風木造建築駅舎でした。地味ながらも90年以上もの間京都のシンボルとして愛されてきたのです。
しかし1996(平成8)年の二条駅高架化にともない駅舎が建て替えられたこの初代駅舎は、1997(平成9)年梅小路に移ってきました。 現在は資料展示室として使われています。

建物の隣に謎の軌道発見。梅小路公園の催しで土日祝にチンチン電車が公園内を走るんだって。

全盛期(戦後間もない頃)の梅小路機関区のジオラマ。最盛期には85両ものSLが在籍していました。
「つばめ」も昔は新幹線ではなくSLだったんです。
現在の博物館が機関区時代の姿を残しているのが実感できますね。

(写真左)お召し列車にはこういった装飾が取り付けられました。見事な鳳凰ですね。
(写真右)出札事務所の再現。

(写真左)C11実物展示カットモデル。何故か切り口の写真を撮ってる私。
汽笛やドラフトの音を鳴らしてみましょう。
(写真右)SLの運行には石炭の投入が欠かせません。ただ入れれば良いわけではなく、均等に投入しなければなりません。
そこで機関士はこちらの投炭練習機で日々鍛錬していったのです。成績表もあったようです。


機関車展示館(扇形車庫)

現在国産蒸気機関車16形式18両のSLが保存されている梅小路。
機関区時代の扇形車庫および転車台をそのまま利用されています。
左側壁面についた煤が歴史の長さを偲ばせますね。

扇形車庫に保存されているSLたち(一部)。以下写真ごとに左から右へ形式説明します。
【●=動態保存】
左から: C612●
出発準備中のB2010●(転車台の項目参照)
背中を向けるC56160●(SL北びわ湖号の車両)
左から:C1164/9633/D511
左から:C551
C581(お召し列車仕様のヘッドマーク付き)

D50140
左から:D52468/C59164/C5345

車庫の中からSLの全体像をじっくり観察することができます。運転席に入れるものも。
Nゲージジオラマや合成写真の機械もありました。


スチーム号乗車
館内には7両の動態保存機関車があります。
そのうち1両を「スチーム号」として交代で走行させています。
今回のスチーム号は8630●。大正時代に製造された国産としては初期の車両です(初期の国産車は数字のみの番号になっています。SLあそBOYもそうでしたね)。

スチーム号は専用の展示線を往復1kmにわたって走行します。
東海道線・山陰本線に挟まれた立地ゆえに、様々な電車の通過を見届けることができます。
折り返し地点では、電車の通過に合わせてしばしの間停車してくれたのでゆっくり見物♪
嵯峨野線(山陰本線)
貨物列車
東海道線の新快速207系
高架を走る新幹線700系
サンダーバード
戻ってきたよ

転車台回転体験
スチーム号に乗った後は転車台が回転する様子を見学。
車両はB2010●。B20は戦時中に少数製造された小型のタンク式蒸気機関車ですが廃車も早く、2両しか現存していません。
博物館の開館30周年とJR西日本発足15周年を記念して2002年に動態復元されました。
SLを待つ転車台→
→転車台に入って→
→これで半周近く→
→時計回りに回転開始!→
→お尻を見せて→
→前に移動→
→そろそろ回転終了→
→回転台停止→
→バックで進む→
→転車台からおりた→
→このままバックで→
→折り返して前進
【編集後のつぶやき】
(写真)資料館内の出札事務所展示。
ちょうど台風が近づいてた時だったので、天気もつんだろうかと心配な気持ちで見てました。

梅小路蒸気機関車館Data:
 住所・・・京都市下京区観喜寺町
 TEL・・・075-314-2996
 開館時間・・・9:30-17:00(入館16:30まで)
 休館日・・・月曜日(祝日の場合は開館/学校の春・夏休み期間は開館)・年末年始(12/29〜1/3)
 入館料・・・大人\400・4歳〜中学生¥100(団体割引あり) *SLスチーム号は別料金(下記参照)


SLスチーム号 Data:
  *発車時刻・・・11:00/13:30/15:30
  *乗車距離・時間・・・往復約1km・10分(途中で停車することもあります)
  *乗車料金・・・大人\200・3歳〜中学生\100

[お昼どころ情報]
隣接する梅小路公園内にレストランあり(月曜休・月曜祝日の場合は翌日)。
周辺で食事処を探すより京都駅まで出たほうが無難かも(私もよく知らないの・・・)。
お弁当持参の方は休憩所(売店併設のものおよび客車休憩所)・ちびっこ広場にて飲食可能。休憩所にキヨスク(あり。梅小路公園でお弁当広げても。水遊びやアスレチックもあります。
【梅小路や蒸気機関車が気になりだしたら手にしたい参考文献・ソフトウェア】