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1日目
ロマンスカーVSEで箱根旅行〜1日目〜 2005.5.23
息子の学校が月・火代休となったので、VSEに乗ってきました。
ロマンスカーで箱根に行ったのは初めてだったから、私もワクワクしたりして。
旅行記ブログはこちら:
T
U
V
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■
ロマンスカーVSEってどうなってるのかな?
ホームで待っていたら、先にさがみ号が入線してきた。
こちらのロマンスカーは7000形(LSE)。
現役では最古参の形式になってしまいました(1980年デビュー)。
運転席が2Fにあるので、1号車最前列が展望席となっています。
写真の車両はさがみ号となっているため、箱根までは行きません。
そしていよいよ50000形VSE登場。
2005年3月19日にデビューした最新車両です。
ひさしぶりの展望席復活ということで話題になりました。
LSE同様運転席は2Fにあります。
白をベースカラーにしたシンプルな外観。
どことなく新幹線つばめに似てますが、デザイナーは違う方。
VSEのデザイナーは、関空を設計した建築家の岡部憲明氏です。
快適な居住性をコンセプトにしているそうだ。
1号車の乗客は2号車から乗り降りしなくてはなりません。
なぜかというと、1号車のドアはこの写真の非常用扉のみ。
初めて乗る人は戸惑うかもしれません(実際戸惑った私)。
そして10:03、箱根に向けて出発〜っ♪したんだけど
30分後、運転打ち切り・振替輸送の危機を迎えるのあった・・・。
微妙に(5°)外側を向いている座席。
車窓風景を堪能できるようにとの配慮だそうです。
座席間が広いので、ゆとりがあります。
テーブルなどの付属品は木質素材を使用。
居住空間重視のコンセプトどおり、家具みたいなイメージの座席ですね。
もちろん向かい合わせにすることも可能。
さらに展望席は全16席分まとめて対面にしたラウンジスタイルも可能。
団体で展望席GETできたらぜひお試しを。
座席上部はつかまり用ツマミがついてます。
各座席に備え付けられている小冊子。
箱根の観光案内やら、VSEの情報やらが掲載。
車内の様子。ドーム型の天井が特徴。
←Open!これはちょっと貴重な写真かも。
相模大野の手前で長時間立ち往生した際、車掌と運転士の打ち合わせなのか、出入り口のはしごが下りたというわけ。
11:05頃になってやっと運転再開!
結局40分間立ち往生(途中で相模大野駅に移動したが)。
再開後もまたすぐ停まるし・・・(今度は5-6分で済んだけど)。
しかも間が悪いことにNHKの収録隊が乗り合わせていて、このまま運転打ち切りになっていたらどうなっていたのだろうか?ヒヤヒヤだったろうな。
発車後間もなく相模大野工場を通過。事故現場はこの近くだったようだ。
そして息子が何故かNHKにインタビューされてました。
しかし旅番組だというのに運行遅延の文句ばかりたれて話にならん(^^;)。
車内限定のロマンスカーVSE弁当\1000。
早々に息子に食べられてしまったんで外箱のみの撮影で勘弁。中身は三色そぼろご飯と子供向けのおかず。
そしてVSEだけのサービスとして、座席まで注文した品を運んでもらえます。
この紅茶(グラスのデザインもいい)とVSE弁当も持ってきてもらいました。
車内販売がない代わりに、時折ロマンスカーアテンダントさんが注文聞きにやってきます。
カフェテリア。
こちらでの飲食も、座席に持ってきてもらうのも可能。
タバコは隣接する喫煙スペースにてどうぞ。
窓側が簡単な立ち食いスペースとなっています。
ほらっ、ロマンスカー弁当もサンドイッチも、ロマンスカーグッズも各種揃ってますよ。
カフェテリアにあるロマンスカーアテンダントという端末。
天気予報ならびに箱根情報、フリーきっぷ情報にVSE情報、そして展望席からのライブ映像も見ることができます。
その他の設備といえば、4人がけのサルーン席(半個室)やだれでもトイレなど。
広々したバリアフリー対応のトイレは立派なのだが、正直言って設置数が少ないのが欠点。行列覚悟でどうぞ。
結局45分遅れで到着!
まあそれだけ長いことVSEに乗れたと思えば(^^;)
■
第三新東京市・・・もとい箱根湯本に到着。
ここからいよいよ箱根登山鉄道に乗ります。
ロマンスカーはここまで。
ここから一気に強羅まで行きましょう!
外から駅のホームがよく見えます。
特徴的なカーブの屋根は開放感があります。
さすが箱根観光の目玉!
ホームにはこんな立て看板がありました。
早速コドモを使って記念撮影。
希望者には制服着用撮影もやっているようだ。
「プラレール 箱根登山鉄道の旅セット」発見。
富士山に大涌谷に芦ノ湖と、箱根の名所を上手く表現したジオラマですね。
箱根登山のプラレール車両は、レトロなモハ2形(1両だけ限定品の水色バージョン※販売終了が連結されてますね)。
駅構内では、このプラレール以外にも箱根登山グッズ・ロマンスカーグッズを販売しています。
周辺も含め、お土産買うのに困らないエリアです。
この地点で標高108m。意外と標高低いと感じたが、この後乗車する箱根登山鉄道がいかに急勾配かを示す一つの証拠ですね。
箱根登山鉄道のなかで最も新しい2000形。サンモリッツ号という別名をもっています。
座席はボックスシートとロングシートの混合型。
乗車後間もなく、録音の観光アナウンスが延々と流れてました(帰りの強羅発にはなかったな)。さすが観光路線。
絶景スポットとしても名高い出山の鉄橋。現存する最後の鉄橋で国の有形文化財。
ちょうど新緑が眩しい良い季節。秋になると紅葉で染まるそう。
ここを過ぎると最初のスイッチバック、出山信号場です。
スイッチバックは全部で3箇所。
・塔ノ沢〜大平台駅間の出山信号場
・大平台駅 ・上大平台信号場
3箇所もあることが、いかに急勾配の路線なのかを語ってますね。
ちなみに塔ノ沢(標高165m)→大平台(標高349m)。これまた凄い標高差。
箱根駅伝のランナーはこんなに激しい山越えするんだ。
車内から見たスイッチバックの様子(大平台駅)。
スイッチバックにさしかかるたびに運転士と車掌が入れ替わるわけですが、車両の端と端を行き交う姿はとっても忙しそうです。
そして計3回進行方向が変わるので、箱根湯本を出発した時点と強羅に到着した時点では前後が入れ替わるのです。
およそ35分で強羅に到着。
この写真は復路で遭遇したものなんですが、
連結車両の左側、水色の旧塗装ってきれいな色ですよね。
■
強羅でケーブルカーに乗り換え
標高533m強羅から標高767mの早雲山まで、直線ルートでいっきに登っていきます。
これでも地図を見たら、意外にも傾斜の緩いところに作られたのがわかります(実際他のケーブルカーよりも緩斜面だそうです)。
「箱根八里」の発車メロディとともにいざ出発♪
ここでも車内観光アナウンス放送が流れる。
まっすぐ上昇しているから、出発した後も強羅駅や周りの景色がよく見えますよ。
途中一箇所だけある入れ違い。
単線なのでここが唯一上下がすれ違える場所。
標高が上がるにつれて木立が増していく印象を受けました。
周辺風景も、早雲山に近づくほど観光地(強羅公園など)から別荘地にシフトしています。
9分後に早雲山到着。あっという間でした。
ここにはケーブルカーを引っ張る巻き上げ機があります。
ケーブルカーといえばこの命綱、ケーブルですよ。
上下2つのケーブルカーが、この1本のケーブルによって繋がっているのです。
つまり片方が上がるともう片方が下りるというわけ。
上から引っ張って引っ張って、がんばっているんですね。
車内の様子。
ケーブルカーならではの階段状になってます
(この写真でわかるかな?窓が斜めになってるでしょ)。
シートがカラフルなあじさい柄なのが箱根らしい。
■
早雲山〜大涌谷・最新式のロープウェイ
大涌谷までは2本のロープと握索装置で支えるフニテル式ロープウェイ。
新しくて広いので、乗っていてけっこう快適です。
座席が増えたのが嬉しいね。
大涌谷までの所要時間は8分。
以前は直通で桃源台まで行けたけど、現在はロープウェーの種類が異なるため大涌谷で乗り換えが必要。
眺望360°というのがウリらしいが、さすがに床面は控えめでした。
でもこれぐらいがちょうどいいんですよ。
わたし昔伊豆長岡で震え上がる思いをしたので・・・(床面まで全部アクリルガラス張りはマジ怖いよ。今はリニューアルされそういう思いをせずに済みますが)。
大涌谷が見えてきた。
相変わらず殺伐とした光景ですね。
真新しいゴンドラとの対比がとっても不思議。
この地点の標高は1044m。
ずいぶん上がってきたなあ。
大涌谷まで来たからには、黒タマゴ食べなきゃね。
きっと私達長生きすると思うよ。
ハイキングする気力と時間がなかったので、駅の売店で購入。
ここでミニSLパズル(次ページ参照)も購入。
■
せっかくだから芦ノ湖まで行こう
大涌谷からは旧来からの小さなロープウェイ。新型車両の後だと一瞬不安になってしまうたたずまいですわ。
車両のなかにはイノシシバージョンや金太郎バージョンなど、ゆるかわいい外装のもあります。
※2006.5〜フニテル式への付け替え工事のため休業中。
両方のタイプを味わえて、ある意味貴重な体験したのかな。
姥子にて途中下車。
乗降客の少ないひっそりとした駅前に、ひっそりと佇む開業当初のゴンドラ。
昭和63年まで使用されていたそう。
眺望は大涌谷までの区間よりもこっちのほうがお薦め。
ロープウェイ沿いにツツジの花が咲き、素晴らしい眺めです。
芦ノ湖(標高740m)が見えてきた。
ちょうど箱根海賊船が停留中でしたが、時間がないので断念(ロマンスカー遅延の影響がきてるなあ・・・)。
大涌谷から桃源台まで直通18分。
で、遊覧船には乗らずに同じルートで箱根湯本まで引き返してきたのです。
この日はこれでおしまい。夜は温泉入らなきゃ。
続きは
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