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びゅうコースター風っこ南房総号の旅 2005.11.27 

主に東北方面で活躍するびゅうコースター風っこ号が南房総に登場!
びゅうプラザのツアーに申し込まないと乗車は難しかったようです。
ツアーとはいえ添乗員なし。お気楽でしたよ。

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めざせ鴨川!
蘇我駅まで乗車した113系。
古い車両とはいえ、たまたま座ったクロスシートが改良されたものらしくて、腰のあたりから伝わる暖房が心地よい。
こういう配慮は大歓迎だ。
手配されたきっぷのとおり、7:51発のビューわかしお1号に乗車。
登場したばかりのE257系じゃなく、房総ビューエクスプレスの代表格255系。

特急乗車時のお約束、朝から酒飲んで寝てましたzzz
なので車窓風景はほとんど覚えてません。
あ、大原駅でいすみ鉄道の黄色い車両見たよ。

※ちなみにこの2週間後、「ビュー」の愛称が廃止となりました。
  その後は全て「わかしお」「さざなみ」に統一。



鴨川シーパラダイス♪
9:15安房鴨川駅に到着。
このツアーでは、風っこ号乗車前に観光地へ行くことになっている。
私たちは鴨川シーワールドに行くプラン。

ツアー客に限り、足湯サービスというのがあった。
駅のホームで足湯に浸かる。
恐ろしく熱かったけど、いやいやほんま、いい湯だよ♪
バスで鴨川シーワールドに移動。
すぐ裏に海よ海っ!
しかし息子は、本物のシャチより着ぐるみのほうがいいそうで。
展示やショーはどうでもよくて、スタンプラリーに気をとられるばかりだった。
シャチやイルカのショーも、ペンギンやラッコの癒しの姿も、鉄ヲタ息子にゃ関係ないってさ。
まーいいんだけさ、連れてき甲斐のない奴だな。ふんっ。


いよいよ風っこに乗るぞ!

乗車までの空き時間、またホームの足湯につかる。
そして
14:02、風っこ南房総号が鴨川駅を出発した。

さすがトロッコ列車、窓が大きくて開放的。
この日は冬場仕様ということで、はめこみ窓となっている。
オープンのときに雨が降ったら、雨除けのビニールブラインドにより眺望が悪くなるそうだ

木製のボックスシートがずらっと並ぶ。
窓側の足元には、座席ごとに異なる絵柄のパネルがはめられている。牛かわいいじゃん。
テーブルの白いばねみたいなのはペットボトルホルダー。

座席だけでなく、天井のランタンからだるまストーブまで、素朴な温かさのある車内だ。

車内では塩にぎりと伊勢海老の味噌汁がふるまわれた。
海老が嫌いな息子に押し付けられたおかげで、2人分の味噌汁を美味しくいただきました。
伊勢海老の最大の産地は南尾房総なんだって。
残念ながら指定席は山側。
せっかく海が近いのに、他人の頭を意識せざるを得ない。
そのかわり、山側の窓に広がる、ふんわりと風にたなびくすすき野原もいい感じ。

まるで小学生の自由研究みたいな、館山近郊で採れる貝殻の展示。
種類の豊富さ、カラフルさに驚かされた。
そして列車は定刻どおり、鴨川からノンストップで館山に到着。
先ほどの賑わいはどこへやら、すっかり静まり返った車内を眺める。

横から見ると意外とカラフルだね。
一転、車両の後半分は白ベースとなります。
自然と風を表しているそうだ。

ようやく帰路に着く
館山駅で風っこ号と別れ、新宿さざなみ号が来るのをひたすら待つ。
一時間近い待ち時間があれども、ツアーのきっぷは途中下車不可。
エキナカなんてのもないし、ただホームに佇むことしかできない。

新宿さざなみ号は、千葉県民にとっても便利。
いまや貴重な総武線経由ですからね。
そのかわり停車駅がやたら多いけど。

こんどはE257系。初乗車だったので嬉しい。
貫通扉が目立つ前面はいまいちだけど、車内はさすがの最新型。
床の柄がゴミみたいだと、息子が申しておりました(^^;)
単線ということもあり、快速かと突っ込みたくなるほどたくさんの駅に停車する。
内房線内はほとんどの駅に停まったのではないか。

夕暮れ時の海沿いを、特急とは思えないペースで進んでいく。
沈みかけた海辺の夕日がとってもきれい。

すっかり夜がふけた後、ようやく家にたどり着くことができた。
とっっても疲れましたんで。

【編集後のつぶやき】
結果的に房総半島を一周しただけに、心身へのダメージはかなりのものがあった。
つくづく房総半島は広い。

こういうイベント列車は、乗ってるだけで楽しいね。
列車と景色だけでなく、お祭り気分まで味わえるもの。

←息子は何を思っているのかな?

※2007年春、ちばDCキャンペーンの一環により、風っこ号は再び房総半島にやってきたのでした!久留里線も走ったね。