■とってもとっても短い都会のローカル線の旅。 |
総武流山電鉄は馬橋が始発なのだが、武蔵野線との乗り換えのため次の幸谷駅より乗車。
幸谷駅はJR新松戸駅のすぐ近くにあり、乗り換え便利。
マンションの1Fが駅という立地は、いわばここの住民にとってベランダの真下がホームというポジションなんだよね。
20年ほど前まではもっと馬橋寄りに駅があったんですって。
着いたらちょうど元西武の「青空」号がやってきた。
急いで乗らねば! |
ハアハアっ、間に合ったぜ。
実は改札で「間もなく発車するから切符は車内で買って」と言われ、慌てて乗り込んだのだった。
なので車内で改札してもらったら、こういうものが出てきた。これが切符の代わり。
該当の項目に穴を開けてもらう。なんだか遅延証明書みたいだなあ。
しょっぱなっからローカル線気分抜群だよ。
※現在(2007.4)ワンマン化に向けての準備が進められているようです。 |
さてこれから旅が始まるよ! とはいえたった片道5.7kmなんだけどね。
早速息子が最後尾にへばりつく。 |
単線の上を走る沿線風景は、のんびりした住宅地。
松戸・流山というベッドタウンの場所柄、地方のローカル線とはまた違った雰囲気だろうが、常磐線沿線に比べたら緑も多いような気がする。 |
流鉄の車両は全て元西武のものでそれぞれ名前がついている。全部で6編成あるのだが、遭遇できた分だけ紹介。
写真左より、「なの花」(黄色)・「流星」(橙色)・「流馬」(水色)。
それから幸谷駅の写真に映っているのが「青空」(青色)。
今回遭遇できなかったが、「明星」(茶色)・「若葉」(緑色)というのもあり。 |
10分強で終点流山駅に到着。
幸谷からわずか5駅、馬橋を入れても6駅しかない。
みりん作りの街そして近藤勇ゆかりの地。
関東の駅100選にも選ばれた趣きある駅舎。
ホームの先には小さな車庫があった。 |
そのあと折り返して馬橋まで行った。
JRのホームとは連絡橋で繋がっていて、流鉄ホームわきを常磐線の電車や特急がびゅんびゅん通過する。
両脇に停車中の「流馬」と「なの花」。並ぶ姿の色目がきれいだよね。 |
【編集後のつぶやき】
(おまけ)流山駅前で佇む猫2匹。駅前の雰囲気とよく合ってるねー。 |
総武流山電鉄線Data: 路線距離・・・5.7km(営業キロ)
駅数・・・6駅(馬橋・幸谷・小金城址・鰭ヶ崎・平和台・流山)
運賃・・・馬橋〜流山間 \190(片道)
軌間・・・1067mm
線区・電化・・・単線・電化(全線)
時刻表はこちら。 平日で4〜5本/hといったところです。
*JRとの乗換は、幸谷駅→新松戸駅(歩いてすぐ)もしくは馬橋駅でどうぞ。
つくばエクスプレスとの接続はありません!
*パスネットには非対応でしたが、
今後PASMO導入する予定があるらしい。費用負担は大丈夫なのか総武流山電鉄?
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