・丸の内口の外観と煉瓦
正面玄関にて記念撮影もしました(子供たちはJRの帽子かぶらせてもらいました)。
まずは建物外観。写真左より、丸の内北口・丸の内中央口・丸の内南口。左右対称な造り。
建造物は2003年に重要文化財の指定を受けました。もう90年も前から玄関口として見守っています。
(写真左)正面玄関。こちらから出入りできるのは皇族(天皇・皇太子家・国賓)のみ。
一般の乗降口として丸の内中央口はありますが、出入り口は小さいです。
(写真右)皇居に向かうための御車寄せ(下のほうのカーブした道がそうです)。
玄関前の前庭(石碑があるところ)を囲んで左右に通っています。
(写真左)「東京駅」と記した石碑。記念撮影スポットの定番で、今回の記念撮影もここでした。
(写真右)東京ステーションギャラリー入り口。企画展が開催されています。
あいにく写真がないのですが、東京ステーションホテルの玄関が中央口を挟んだ南側にあります。
2Fのフランス料理「ばら」はホームの目線で発着風景を見ながらお食事ができるそうです(ランチ\3000〜)。
※東京ステーションホテルは東京駅丸の内口復元工事のため2006年3月より2011年まで営業休止中。
(写真左)わかりにくいかと思いますが、一つ一つの目地が丸く盛り上がっています。
これは覆輪目地といって大変高度な技だそうです。
使われた煉瓦の数:833万4000個。外壁の飾り煉瓦93万4000個。 気が遠くなる・・・。
(写真右)丸の内南口横のmikuniで「シュッポッポ君(\2000)」発見!東京駅にもあったのね。
アド街ック天国の薬丸印(汐留編)にもなったので、ご存知の方も多いかも。
※東京駅のショップの他にも旧新橋停車場跡の「グランカフェ・ミクニ」で限定販売されていましたが、今はどちらのショップとも現存してません。だからもうお目にかかることはないのか???
・駅長室の中にご案内 ※内部写真撮影不可(写真は入り口だけで勘弁)
今回はこちらから「梅の間」(皇室ご用達の貴賓室)に案内され、東京駅についてのお話を伺いました。
「梅の間」の壁には、駅の歴史を記したパネルや掛け軸・絵画(横山大観「富士に雲」)、歴代駅長写真などが展示されていました。
*東京駅には駅長さんが2人いるのはご存知でしょうか?
JR東日本・JR東海(東海道新幹線)それぞれいらっしゃいます。
駅長室も個別に用意されています。
■ここで東京駅の歴史をごく簡単に■
・大正3(1914)年12月20日開業。建築期間6年。建築費287万円(現在の価格だと120億円!)
・辰野金吾により設計。鉄骨煉瓦造り。左右対称で全長が320mという長さ。東京ドーム4個分の広さ。
・当初は3階建ての大変立派なつくりでした。
関東大震災の被害は奇跡的に免れたものの、太平洋戦争でドーム丸屋根部分が炎上、
戦後角屋根2階建てとて修復されました。
・建築上の貴重さはなおのこと、歴史上の舞台としても登場しました。
なかでも大正10(1921)年の原敬首相暗殺や、昭和5年(1930)年の浜口雄幸首相狙撃が有名です。
・現在はJR在来線のみならず、新幹線や東京メトロ丸の内線が乗り入れる巨大ターミナルとなっています。
・今後2010年度完成をめどに、開業当初の姿で復元される予定です(再び3階建てになります)。
駅周辺は丸の内側・八重洲側ともに再開発が進められています。 |
・改札口前広場のドーム(写真左・中)丸の内北口 (写真右)丸の内南口
(写真左・中)北口のドーム内側は円形となっています。
かつてこの場所で「駅コン」なるコンサートが開催されていました(〜2000年)。天井が高く音響ばっちり。
※2004年10月より「赤煉瓦コンサート」として復活しましたが、2006年より工事の関係で上野駅に変更となりました。
(写真右)南口内側は八角形ですがドームは円形。3階(屋根裏)の窓の向こうは・・・東京ステーションホテルの客室なのです。
・駅の中いろいろ探検(丸の内口改札内)
(写真左)赤レンガドームの一部(わかりづらい写真でごめんなさい)。汚れ具合に趣が感じられます。
丸の内中央口、改札の内側に1995(平成7)年誕生しました。
(写真右)赤レンガポスト。赤レンガドーム隣に設置されています。
ここから投函した郵便物には東京駅をかたどった特製の消印が押されます。
(写真左)丸の内南口ドーム内にある原敬首相暗殺現場。
(写真中)記念スタンプ見っけ!!
(写真右)丸の内中央口と南口の間にあるメディアコートDila内、ステーションコンシェルジェ。
東京駅と周辺情報は何でもこちらにどうぞ!今回の添乗員さんとしてお世話になりました。多謝!